Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

五感×思考=自分

信号待ちをしていたら、

ある大型スポーツ用品店の

大きな紙袋をさげた

40~50代くらいの女性が

横断歩道をわたっていった。

膝が少し見えるくらいの

ハーフパンツに、

膝下丈のミドルブーツ

というスタイル。

見た目の年齢、

そして服装、

それから大きな紙袋。

この3点セットに

少しの違和感を感じた

私の頭の中で、

はてなマークが生まれた。

『あの紙袋の中には

何が入ってるんやろう?』

そこから、

私のいつものクセが

はじまった。

当たり前の風景のはずやのに、

次々と疑問が生まれてくる。

『あの紙袋の中は、

子どものために買った

スノーブーツやろうか?』

『それとも、

自分のための何かやろうか?

そうやとしたら、、、。』

『ちょっと、

ムリのあるファッション

してはるみたいやけど、

彼女が新しくスポーツ用品店で

買ったものは

何やろうか?』

『それって、

本当に必要なもんやろうか?』

『また、似合わへんもん

買わはったんちゃうやろうか?』

念のため断っておくと、

年齢とファッションが

不釣り合いだと

思ったのではなくて、

その女性と、

身につけてるもの同士が

なんとなく

他人行儀に見えたのだ。

隣を歩いている

20代くらいの別の女性に

目をやると、

彼女もうすいピンク色をした

薄っぺらい

どこかのショップの

ビニール袋をさげていた。

『あの人は、

何買わはったんやろう!?』

向こう側に目をやると、

大きなリュックを背負った

自転車の男性が来るのが見えた。

『あの人、

何いれてはるんやろう?』

『それって、ほんまに今日、

必要なもんなんやろうか?』

気になり出すと、キリがない。

そこら中の人を観察しては、

『あの人は、

要らんもんもち歩いて

そうやなぁ~。。』

『あの人、完全に

体温調節の目的でしか

服を着てはらへんなぁ。』

などと、

余計なお世話なことを

考えてしまう。

ひとしきり

行きかう人々の観察を

し終えた私は、

あらためて考えた。

『客観的にみて、

私が豊かに生きるために

必要なものって、

どれくらいあるんやろう?』

なんか、どさくさに紛れて

いらんもん買ったり、

ためこんだり、

【必要】だと勘違いしたり

してへんやろうか??

断捨離って、

はやりましたよね。

私も、やってみました。

とても気に入りました。

ただ、

私の場合【受け売り】が苦手で。

なかなか続かないんですよね。

だから、

断捨離は気にいったけど、

自分のものにはなりませんでした。

私はいつもこうやって、

自分が視覚的にとらえたもの、

その他の五感でとらえたもの、

そこに思考が交わって、

新しい疑問が生まれた時、

自分の中で科学変化が

おこっているように感じます。

そこに自分が100%

納得できるものが生まれます。

五感×思考=自分。

感じるだけでも、

考えるだけでも、

自分になるには足りない。

私にとって必要なもの。

それを意識しながら、

毎日をすごしてみることにしました。