Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

人助け。

明日は、長男の中学校の入学式。


早いなぁ。


12年と少し前、

大雪の日にやって来て、

どうやって抱っこしたらいいか

わからないくらい小さかった人が、

こんなに大きくなって。


小学校の荷物を整理していて

見つけました。

無造作に段ボールの中に積まれた

紙の束の中から。


「人助け。」

というタイトルの作文。


内容を要約するとこんな感じ。


「僕は、人助けしたい気持ちがあるけど、普段はなかなかできない。


でもある日、図書館の側で知らないおじさんから、ちょっと肩を貸してくれへんか?と声をかけられた。


肩を貸しておじさんを図書館まで連れて行くと、ありがとうとお礼を言われた。


そのことを、お父さんお母さんには言えなかった。訳は、人を助けるのは当たり前のことだと思ったから。


その後、自分はあまり人の役にはたっていないし失敗ばかりして迷惑をかけている。

でも、少しずつ人を助けることを続けていけたら、いつか人の役に立てる人になると思う。


だから、これからも少しずつ努力して、人の役に立てる人になりたいと思う。」



嬉しさ半分。

せつなさ半分。



コツコツと努力することの意味を、

彼はすでに知っているよう。



でも、もっと認めて、

もっと褒めてあげないといけないのかな。


それとも、

思春期特有の心模様なのかな?

こういうのって。



そんな彼は、

今日も子どもっぽい顔で

笑ってくれました。