歩くこと
歩く、歩く、歩く。
歩くことがもたらしてくれる贈りもの。
歩こう、歩こう、歩こう。
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言葉は空に属している。
だから、その空の下をブラブラと歩けば
新しい言葉が心に浮かぶ。
歩くことで、ものを見る目が育つ。
歩くほど、人生は長くなる。
誰かが教えてくれた通り、歩く人ほど速い旅人はない。
フィア・ノット「怖れるなかれ」
〜愛と共感の大地へ〜
ビノーバ・バーべwithサティシュ・クマール より
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歩くことに理由は要らない。
いつから、歩くことに特別な理由が
伴うようになったんだろう。
自転車に乗る。
バイクに乗る。
車に乗る。
電車に乗る。
飛行機に乗る。
少しずつ早送りの景色。
歩く、ただ歩く。
肌をさす真冬の空気の中を。
その時に何を感じるのか。
他愛のない日々の出来事が
浮かんでくるだけかも知れない。
なかなかできなかった
心の整理の時間になるかも知れない。
温かい気持ちになれるのかも知れない。
新しいアイデアが浮かんでくるかも知れない。
何も期待せず、何も定めず、どこにも向かわず、
ただただ歩く時間。
そんな束の間に無限の豊かさを感じられたら。