Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

サティシュの学校 〜みんな特別なアーティスト〜 上映会& Yoga Cafe 2019.3.20 開催レポート

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 2019年3月20日に、サティシュの学校 〜みんな特別なアーティスト〜 上映会& Yoga Cafe を開催しました。スタジオとして上映会をするのは初めてだったので、はじめの一歩は、小さくても濃い集まりにしたいと思っていました。
 
 
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スロー・イズ・ビューティフル
スモール・イズ・ビューティフル
シンプル・イズ・ビューティフル
Slow is beautiful, small is beautiful, and simple is beautiful.
 
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上映作品の紹介

 ガンディー思想の継承者サティシュ・クマールは、「ヒューマン・スケール(人間の身の丈に合った)教育運動」を展開する中、イギリス南西部にシューマッハー・カレッジを設立した。「ヒューマン・スケール教育運動」とは、本来の教育のあり方を取り戻そうとする運動のこと。
 
 サティシュは言う。「本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと」と。「アーティストとは特別な人のことではない。誰もが特別なアーティストなのだ」と。
 
 サティシュの教育思想から、私たちの内にある想像力、創造性を呼び起こし、素晴らしい人生を、社会を、未来をつくりだしましょう。さあ、あなたも「サティシュの学校」へ。

予告編ムービー

www.youtube.com

 
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Yoga Cafe とは
 
 ヨガの哲学を一緒に学んでいる仲間とともに広げている活動が、「Yoga Cafe」です。ヨガの世界は広く、マットの上でポーズをとるだけではなく、マットの外でするヨガもあります。ヨガには「つなぐ」という意味があります。自分としっかりつながって自分らしく生きることも、外側の世界と深くつながって共に生きることも、どちらもヨガです。
 
 「Yoga Cafe」では、お茶をのみながら、暮らしの中で実践できるヨガについて、ゆっくりと語り合います。人や環境など外の世界とのつながりについて考え、話し合うことを通して、自分自身とのつながりも深めていけるような場として、これからも「Yoga Cafe」を続けていこうと思っています。
 
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参加してくださった方の感想
 
 今回は、8名の方が参加してくださいました。私は今まで様々なイベントやWSを企画してきましたが、今回の会には特別な想いがありました。今年に入ってから、「本当に大切なことを選択し、思考に偏らず体験を重視すること」を決めていました。

 集まってくださった方々は、真っ直ぐに自分や周りの世界を見つめる純粋さをお持ちの方ばかりでした。感想をシェアし合う時間は、あっと言う間に過ぎました。いただいた感想の中から、承諾をいただいたものをご紹介します。
 
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スロー・イズ・ビューティフル
スモール・イズ・ビューティフル
シンプル・イズ・ビューティフル
 
映画の中のサティシュ・クマールさんの言葉はすべて胸にささる言葉ばかりでした。
 
予告編から魂が揺さぶられて、DVD買おうかな?見てみたいなぁと思っていた時の上映会でした。
 
昨日の映画から得た感覚を染み込ませるように、今日はやるべきタスクを少し置いておいて、一杯のコーヒーを丁寧に時間をかけて飲んだり、自然の中に散歩に行きました。春分の日をお祝いする気持ちで、シンプルなものだけど丁寧に気持ちを込めて、ご飯を作って家族と食べました。
 
スローに生きたい自分の本心とは裏腹に、なぜか子供の時からテキパキ何でも効率よくできてしまう。私の場合は、もっとゆっくりが大切で、いつも少し足を止めることが必要です。
 
今この瞬間にすべてがあるのに
今この瞬間に溢れ出る幸せがあるのに
毎日を慌ただしく過ごしていると
早いスピードの社会についていくともっともっとと外に向いてしまいがちになる。
外に向くことも求めることも必要だけど、向きすぎはバランスを崩して大切なものを見失ってしまう。 
がんばりすぎたり、比べたり、こなすだけになっていたり。
たくさんの情報をいったん脇に置いて、ひとり胸の奥に静かに聴いてみる。
本当は何が大切か、みんな知っている。進む歩幅を少しゆっくりしたら思い出す。
無駄だと思う時間を過ごしてみる。
1つ1つのことを丁寧にしてみる。
何かにならなくても、今この瞬間に、存在するだけで大丈夫。
 
私の大切に思うこと、生き方、仕事をしていて伝えたい思い、その感覚を改めて沢山思い出させてくれました。何度も見たい映画だからDVDも買おうと思います。
 
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doingではなくてbeingを大切にという言葉が、衝撃でした。
何かをしなくてはいけないみたいに思うところがありましたが、もっとありのままで、目の前にくる出来事を受け入れて、見つめることが大切だなと、思いました。
 
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家事、育児と忙しさに追われる日々で
いろんなことが雑になったり
簡単に済ましてしまったり
目の前の事をこなすことに必死で
心ここにあらず
 
一時はこれが産後ウツかというほど
心身ともに荒廃していました
 
「誰もがみんな特別なアーティストなのだ」
 
映画の中のサティシュの言葉に
暮らしも仕事もみんなアートだとしたら
私はこの手で何を生み出せるだろうと
ワクワクしてきました!
 
ゆっくりでいい
目の前のことにしっかり向き合い
ひとつひとつ大切に丁寧に過ごしたい
 
小さい子を連れて映画なんて考えられなかったけど、今回快く迎えていただいてとても嬉しかったので、子連れでも気兼ねなく参加できる上映会や語り合える場作りを自分もしたいなぁと思いました。子育て中のパパママにこそ見てもらいたい!
 
大切にしたい言葉がたくさんあったので何度も繰り返し見たい映画だと思いました。真逆の生き方をしている旦那さんにも見てもらって感想を聞きたい(笑)夫婦でゆっくりYoga cafeしたいと思います
 
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私は、何のために生きてきたのか?
私は、誰なのか?
と、どん底の時に思って生きてきました。
 
そこから、その種を撒いていたのだと…。
そして、育てていたのだろうなぁ~と。
今、思います。
私にとっては、それが瞑想だったと思います。
 
それぞれが、特別なアーティストである!
道なき道を歩んでいるからこそ、不安や恐れがのしかかるんだろうなぁ~と思います。
 
そんなときに、足を止めてスローな生き方が始まる!
それでいいんだなぁ~と。
 
そんなことをパズルのようにパチパチとはまったような映画でした。
 
今までの生き方が、利己的で急ぎ過ぎていました。
 
ここから、ゆっくりと周りの方と調和して、出来ない自分でも、許すわたしであって欲しいなぁ~と、完ぺきでなくても豊かに生きれる日々を過ごしたいなぁ~と思います。
 
生きていることを迷っていたり、誰かの人生を生きてる感じがする方に観て欲しい。
あの時のわたしにメッセージしている気持ちです。
 
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今日は光に包まれるような時間でした。本当にありがとうございました。
 
素晴らしい時間だったというだけでなくて、これからの指針となるすごく大切なきっかけになるようなそんな感じがしています。その場限りじゃない、深いきっかけを得た時間でした。
 
みんなで、明日からすることっていう視点でお話するのが、すごくよかったですね♡
 
 
赤ちゃんを育てているお母さんお父さんにも、すごーく知ってほしいなと思います!あいさんが最初に話してはった教育への考えとか。そこを知るだけでも、大きなことですよね。
 
あと赤ちゃんを育てていると、お料理はじめ、これまでと比べてできないことだらけ!と感じてしまうけど(わたしの気持ちですが…)ゆっくりでいいんやなって、気持ちが楽になるんじゃないかなと。
 
赤ちゃんが一緒やと映画を見ること自体が難しいんじゃないかと思います。子の声とかおおはしゃぎして、じゃまになるやろうなと、わたし自身、最初は一緒やったら難しいなと諦めかけたので(笑)赤ちゃんも一緒の会なら、周りへの心配は、少なくて済むかなと。
 
これからは、その場限りじゃない、自分自身の中で続いていくような気づきがあることがしたいな(自分も他者に対しても)と改めて思いました。
 
そして、あいさんのシューマッハカレッジ体験、ますます楽しみになりました!

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私の感想
 
 今年6月に、上映作品にも出てきたイギリスのシューマッハー・カレッジ体験ツアーに行ってきます。最後の方の感想にも書いてありましたが、サティシュさんの言葉の中で、特に私の心に残っているのは「教育」についての考え方です。
 
 今、高校一年生の息子が学校をやめて新たな道を歩き出そうとしています。その息子も上映会に参加しました。彼の感想は意外なものでした。今、生きづらさに直面しているからこのテーマは彼に響くだろうと考えていたんですが、そうでもなかったようなのです。
 
 サティシュさんの言うように、効率的・合理的であることを求める現代の流れの中で立ち止まることを、彼は強く望んでいるわけではないそうです。人間が、未知の分野を開拓し続けようとすることをとめるのは不可能じゃないかと言うのです。

 その話を聞いて、私も考えさせられました。確かに言いたいことはわかるし、それについて語り出すと話は複雑になっていきそうです。でも、サティシュさんの言葉のようにシンプルに考えてみると、「それは私や私のすぐ側にいる大切な人たちを幸せにできるか?」と考えてみたい。まだ社会に出ていない若者には、頭を打った経験がないから、サティシュさんの思想が理解できないのかも知れない、とも思いました。
 
 でもしばらくして考え直しました。それはあくまでも小さな世界で生きている私が辿りついた理想の形であって、16歳の彼が見ている先に広がっている世界を、私は限定することは出来ない。これから沢山の経験をしていく人。その可能性に対してもっともっと謙虚な態度で、でも真剣に寄り添いたい。
 
 そして私は私にできることをする。サティシュさんの思想を、これからもできる範囲で人に伝えていきたいと思いました。ゆっくりと体験を通して学ぶなんて、遠回りのような気がするけど、一人一人がその大切さに気付いたら、どんなに素晴らしい変化が起こるだろう?って、希望を感じます。 「以前からやりたかったことに再会できた」今は、そんな気持ちです。
 
 
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 ご参加くださった皆さま、想いを寄せてくださった皆さま、この作品を世におくりだしてくださった制作者やスローシネマ事務局の皆さま、一緒にナビゲーターをしてくれたMamikoさんに、心から感謝します。
 
 
 
 
 
 

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  Yogini Ai
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