Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

花曼荼羅の世界

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「若さっていいもんだよ」

私を今いる場所に導くきっかけをつくってくれた人と言ってもいいくらい、当時、たくさんの大切な時間をともに過ごした人が、何気なくもらした言葉が忘れられない。

 

その時は言葉の意味を理解することができなかった。若さは未熟さでしかないと思っていたし、早く色んなことを経験して、全てを悟りたいと思っていた。

 

今や私は、当時のその人よりも歳上になってしまった。今頃どこで何をしてるのかな。もしまた会うことができたら、心から感謝の気持ちを伝えたいと思う。

 

 

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今日は、花曼荼羅のプライベートセッションをしてもらってきた。教わったのはいつもお世話になっていていろんな場で一緒に過ごしている友達だけど、私が誰かから何かを教わる時はその人は完全に先生。祈りのマントラとともに、神聖な気持ちとバイブレーションに満ちたその時間が始まった。

 

 

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数日間お世話したお花たちを集めて、その声を聴きながらゆっくりほぐしていきます

 

 

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真上から見て確かめたい私の田植え風花曼荼羅

 

 

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花びらをほぐし終わった途端に別の人にチェンジしたようにワイルドな動きになったそうです←田植え曼荼羅

 

 

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中心とのバランスを見ながら広げていく空間を、真剣に、目だけじゃなく全身で確かめてる図

 

  

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中心のビージャ(種)から広がる円が安定してきたから、リラックスして花びらを置いていける

 

 

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後半にさしかかると段々と寛いだ気持ちになってきます

 

 

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無心で花びらを置く

 

 

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完成した瞬間って不思議とわかるもので「完成!」と突然叫んでいた



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ずっと眺めていたいなぁ、私の宇宙



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終わった後は心のこもった手づくりおやつをいただきながらおしゃべり

 

 

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最後は花びらたちを中心に還し、創りだした宇宙を帰滅させていく

 

 

 

 

私の花曼荼羅作りを眺めながらマントラを歌い側で見守ってくれた先生。そんな中安心してこの花びらたちと対話しながら、ゆっくりと流れる時間に身を委ねている時、私は冒頭で紹介した言葉を思いだした。

 

 

「若さっていいもんだよ」

この言葉は、単に若いことがいいことだと言っているのではなく、全てには意味があり、みんな今いる場所にありのままでいることが美しいよって言ってくれていたんだと思う。もしかしたら当時その人は本当に、若さが羨ましくってそう言っていたのかも知れないけど、今の私はそんな風に受け止めてる。

 

曼荼羅は、中心に置かれたビージャ(種)から広がっていく宇宙=世界の全てを表している。宇宙を広げていく時、私は色んなことをそこに見出す。感じる。学ぶ。

 

置かれた花びらたちは、ひとつも無駄なものがなく、その宇宙を形づくってくれている。うすくて萎れていても、いびつな形をしていても、一枚だけ小さくても、少し色が違っても、置かれるべき場所が必ずあり、全体として艶やかで美しい世界を創ってくれている。それは、花びら一枚一枚の関係性があるからこそ立ちあがる全体性の美。

 

歩みをとめて。

手をとめて。

考えをとめて。

目をとじて。

心をしずかに。

 

そこに広がるのは私の宇宙。

曼荼羅の世界が教えてくれた。

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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  Yogini Ai
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