Yogini愛の天然生活

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ココロとカラダの探究 〜チネイザンからの気づき〜

ココロとカラダの探究 

 〜チネイザンからの気づき〜

 

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 先日、淡路島の友人 Kirana∞のNaomiちゃんのところに、ヒーリングマッサージ / チネイザンを受けに行ってきた。

www.kirana703.com
 以前から、直感的に必要なタイミングでNaomiちゃんのチカラを借りたくなって、フラリと訪ねたりしてた。今回もNaomiちゃんに引き寄せられるようにして弾丸で淡路島まで。

 セッションを終える最後の最後まで、今回はあんまりピン!とくるものはつかめなかったなぁと感じてたけど、セッションの終わりがけとその後のトークで、もつれた糸がスルスルと解けるように私の求めていたものが目の前に現れた。

 

 私は、4年前くらいから、それまでなかった左仙腸関節と左下腹部付近の違和感を感じはじめた。20代半ば頃までは腰痛や肩こりも感じてたけど、整体やヨガの仕事に関わるようになって段々と、身体感覚の不一致感や中心軸が整っていないモヤモヤ感を感じることはなくなり、それと共に腰痛や肩こりなどの慢性的な体の不調もおさまっていた。

 

 それが久しぶりにあらわれたので、最初の頃はああでもないこうでもないと、原因を探りながらなおそうとした。けれど、軽減しても左仙腸関節と左下腹部付近の違和感がスッキリすることはなくて、そのうちにその状態が当たり前になっていった。

 

 1〜2年前頃に、それがバーンスリー(横笛)の練習と関係しているんじゃないか?と考えるようになった。だから、できるだけ姿勢に気をつけ、肩の力を抜き、リラックスして吹くように心がけた。見た目の姿勢だけでなく、内側がリラックスできているかにも気をつけるようにした。たまに発表会などで吹く時には、ハットを被るようにして姿勢維持の工夫もした。

 

 ちょうど昨年の秋頃から、それまで以上に練習に時間を費やすようになった。昨年冬は、日中のいろんな用事が全て終わってから車の中で集中的に練習することが多かった。すると....。

 

 気がついたら体じゅうのあちこちが痛くなり、ものすごく体調が悪くなってしまっった。その時明らかにそれが笛練のせいだと気づいた。「ガーーーーーーン!!!」ショックだった。

 

 笛練の時間を毎日とれるようになって私はものすごく幸せだった。なのに、そのせいで体が悪くなってしまうなんて.....。このまま続けていっても、健康維持とバーンスリーの上達の両方を満たすことはないと思った。悩んだ末に思いついたのが.....。

 

 サウスポーに変えるという選択だった。バーンスリー独特の深みのある柔らかな低音は、低音の出る長い笛(キーの低い笛)を使わないと出せない。けれど、長い笛になると穴と穴の感覚も遠くなるので、指で押さえるのが難しくなる。それを必死で押さえると、首や肩に力が入ってガチガチになってしまう上に、体幹も捻れやすくなってしまう。

 練習が終わったら上半身を中心に全身が疲労しているという状態。右で構えるとその体の歪みが増強するように感じたので、試しに左で構えて練習してみると、その方が体が楽なことがわかった。そこで、思い切ってサウスポーに変えて練習することに決めた。

 

 お箸を左手で持ってご飯を食べるのと同じように、怪我をしていてどうしても使えない状況でもない限り、そんな面倒臭くてまどろっこしくてやってられっか!という気持ちがなくもなかった。だけど、先のことを考えると、好きなことをして健康が損なわれていくようでは、どこかで終わりがくる。それは絶対にしたくなかった。だから、右で出来るようになったことも一旦手放し、一からやり直すつもりで、基礎練も見直し、左での練習をスタートした。

 

 約1年かかったけど、今では左右でできることの差がほとんどなくなってきた。そして、体調が悪化することもなくなった。とは言え、左仙腸関節と左下腹部付近の違和感は依然としてあった。念のために病院で検査しても特に異常がないので、どうなってるのかなぁ?と自分の体で起こってることを知りたくて知りたくて.....。その時に浮かんだのがNaomiちゃんの顔だった。

 

 Naomiちゃんのセッションは、スピリチュアルだ。見えないものが見える人。でもそれを大げさに言うことは決してなくて、私の気づきがNaomiちゃんに見えているものと一致した時に、あくまでも私の感性や意志を大切にして、その時必要なことを伝えてくれる。昨日のセッションもまさにそんな流れだった。

 Naomiちゃんとのやり取りでわかったことは、私が吐く息によって左下腹部とさらにその奥の腸までも筋トレしてしまっているということだった。右側は誘導されれば吐く息とともに力を抜いていくことができるけれど、左側はそれができないくせがついてしまっていると。そのやり方を、体の感覚と力を抜く呼吸のコントロールによってつかんでいく必要があることがわかった。そしてそれは間違いなく、バーンスリーの練習によって強化されてしまった癖だろう。

 

 私は全てに納得しすぎて、首がもげそうなほどウンウンと頷きたい気分だった。バーンスリーを吹いていて、緊張感と集中が高まった時に私は必ず左下に体を縮めるようにして吹いている。吹く時の唇の形もどうもしっくり来ていなくて、すごく顔が変。酸欠でいっぱいいっぱいになるくらい吹いた後は、舌が筋肉痛になってしまう。そんなに緊張していて良い訳がないので、なんとかこれを克服する道を見つけたい。最近ずっとそれを探していた。それが見つかったのだ〜〜〜!至福!!!

 

 

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これから私がしていくこと。すでにはじめていること。

まずは脚の組み方を固定していたのを、左右入れ替えたりしながら、体の癖を増強しないように気をつけること。

そして、吹く時の唇の形を、顔がリラックスした状態に保てて、できるだけ変顔でなく、長時間ずっと続けられるように修正すること。

そのためには耳に聴こえる音質も一度手放す。リラックスして吹けるようになれば、いつかは音もついてくると思うから。

さらに、ロングトーンフェイドアウトする音の最後の最後を聴いていく時に、意識を左斜め下ではなく、右斜め下または右斜め上にもっていくように練習する。

力の入れ方をコントロールして吐いていくのではなく、力を抜くようにして意識を広げながら音も抜いていく。

練習する時の意識の集中の方向性を、自分の中にある頑なさや目標といった「点」に集約するのではなく、まわりの空間や自然の中に広げつながっていくように、「点」から外側に広げていく。

これをしばらく実験してみて、体の症状がどう変化するかを記録する。レポートする。

いつまでもココロもカラダも元気で笛を吹けますように。それが何のためになるのかはわからないけど、私は笛を吹くことが大好きだから。

 

 

 こんなきっかけをくれたNaomiちゃん、ありがとう。もし良かったらこれを読んでくださっている方もNaomiちゃんのヒーリングマッサージを受けてみてくださいね。

www.kirana703.com