安心して自分で居られる場所
縁むすびキールタン in Kyoto vol.4 〜Kirtan Lovers Circle〜 を終えました。
Yちゃん作の美しい花曼荼羅
私は、5人の発起人のうちのひとり。イベントを創る過程も、リード仲間や参加者の皆さんと過ごした時間も、すべてに愛と思いやりがあふれていた。素晴らしいイベントだったと思う。
この満ち満ちた幸せ感を表したいけど、ありきたりの言葉しか出て来そうにない。だから代わりに、最近書いた文章を引用することにした。書くのは少し恥ずかしいけど、心でなにかを感じてもらえたら嬉しいです。
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安心して自分で居られる場所
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私の本棚に「対人恐怖症」というタイトルの本がある。20歳の頃に買った本だ。
子どもの頃から人と接することが苦手だった。いつもどうにかして人と関わることを避けてきた。人と話す時にどうすれば自然に目線を合わせることができるのか。面と向かった時にどんな表情をしていいのか。口をどんな風に閉じたらいいのか。目をどれくらい開いたらいいのか。全てが難しくてうまいやり方を見つけることができなかった。
私は恥ずかしがり屋で、あがり症で、赤面症だった。幼稚園の頃は、先生にトイレに行きたいと言うことすらできなかった。今でも鮮明に記憶に残っている出来事がある。年に一度のお祭りイベントの時に、おやつ券を持って食堂に行く勇気がなくて最後まで残してしまった。担任の先生が、私のおやつ券がまだ残っていることに気づいてくれて、店終いしかけている食堂で、先生ともう一人、いじめられっ子だった男の子と3人でおやつを食べた。子ども心に自分を情けなく感じた。
小・中・高・短大時代まで、私の性格が変わることはなかった。学年が上がるにつれて次第に、自分の不甲斐ない面を隠すかのように、学校をサボったり、突飛な行動をとることでごまかすようになっていった。当時はなぜ自分がそんな気持ちになったり、ちゃんと学校に行けないのかわからなかったけれど、今振り返ってみると、当時の自分の心が理解できる。タイムスリップしてその頃の私を抱きしめてあげたい。
転機は、22歳で海外に旅にでたことだ。個性的な人たちとの出会いは、日本では気づかなかった沢山の「常識の呪縛」を私に教えてくれた。旅なれた人たちは、年齢や職業を尋ねることなく、出会ったばかりの目の前の人とすんなり会話に入っていき、共通の話題に花を咲かせていることが多かった。先入観なくありのままの人と人として会話している姿を見て、胸が締め付けられるほど魅力的だった。
私は小さい頃から大人になるまでずっと、「こうあるべき」という緊張感や「どう振舞ったらいいのかわからない」という不安感とともに生きてきた。旅がきっかけで「常識の呪縛」に気づき、そこから自由になれる機会が増えていった。それでも相変わらず私は、人と接する時にどうしようもない緊張と疲労感を感じていた。
更に自分の心の奥深くを見つめるようになっていったのは、「父親の死」と「結婚」という、2つの大きな出来事がきっかけだった。両親は私が小さい頃から仲が悪かったが、私がインドを旅している間に決定的な事件があり、離婚してしまった。その翌年、父は亡くなった。まさかそんなことが起こるなんて考えもしなかった。最後まで修復できなかった家族のつながり。心の隙間を埋めるための神様からのプレゼントだったかのように、今の夫と出会い、結婚することになる。次は私が、自分自身で新しい家庭をつくる番がまわってきたのだと思った。
妊娠・出産・子育て期と母の病気が重なった頃は、私が人生の中で最も疲れ果てていた時期だ。私には姉と弟もいたけれど、昔からいざという時は自分がしっかりしないといけないという使命感があった。毎日のように不安を訴える電話をかけてくる母。そんな母に、優しい言葉をかけられない自分への罪悪感がつのった。全く隙間のない生活。そんな中で自分を維持するためには、環境に合わせて自分の心を変えていくしか方法がないことに気づいていった。その方法が、ヨガだった。ヨガについて語り出すと全くきりがなくなってしまう。今の私の暮らしの全ては、ヨガだと言い切れる。
そして現在。私は今ここにいる。
どうかな?上手に笑えているかな。視線を不自然じゃなく移動させられているかな。手の置き場所はぎこちなくないかな。うまく肩の力が抜けているかな。うまく話せているかな。あなたの話に耳を傾けられているかな。うまく相槌をうてているかな。
過去の私に、こう伝えてあげたい。「そのままのあなたが大好きだよ」って。私の命に、あなたの命に、全ての命に尊敬と感謝をこめて。
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Mちゃん、素敵な絵とメッセージをありがとう♡
動物さんもみんな仲良しやね♪
キールタンの師"堀田義樹"さんのWSで学んだ仲間のチーム
サプライズでお誕生日を祝ってもらったMちゃん
みてるだけで幸せになる
大好きなHちゃんとCちゃんとのチーム
ずっと続けばいいなと思ったよ
インドヒマラヤの旅を共にした愛する"Ananda family"のメンバー
向かって一番左が私
Ananda=至福
まさにその通り至福の体験やった
みんなの声が豊かに重なり合う空間にバーンスリーの音をのせていくのがどれだけ心地良いか.....
ほんのちょっぴり歌わせてもらったりして♪
この写真だけHちゃんが撮ってくれた
この日私たちが演奏した曲は、松久浩之さんとMasumi Lacosteさんの曲「Love Love Love」
Love Love Love
Love on the earth
Love Love Love
For the universe.....
丁寧に瞬間を切り取ってくれたTさんtps://photos.app.goo.gl/QgBMsjV969Gwiv6FA
私は、今ここに安心して居ることができる。共に縁むすびキールタンを創りあげた仲間たち、キールタンを愛する心を持ちよってくださった皆さま、心からありがとうございました。
Ai