Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

3月のスケジュール

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3月。

二十四節気では、

雨水(うすい)から啓蟄(けいちつ)へ。

雪解け水が流れ、

大地から虫がはい出てくる頃。

 

気持ちはすっかり

ポカポカふわふわしているけれど、

油断すると指先が

冷たくなっていることもある。

 

心の変化に体がまだまだ追いつかない。

少し変だけど、

私はそんな時に春を実感する。

 

今年のテーマ「Holistic Yoga Studio」

 

ヨガのメインテーマである

「統合する・つなぐ」

ということを忘れずに、

日々の暮らしをクリエイトしたいな。

 

この春、ワクワクすること、

たくさん予定しています。

 

 

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 2019年3月のスケジュール

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私のクラス↓

 

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ヨガスタジオFIVE ELEMENTSの

レギュラークラス

料金・予約方法などの詳細→

 

 

●マルマヨーガ

 

宇宙に満ちている根源的なエネルギーを

プラーナといいます。


マルマは人体におけるプラーナの座であり、

心・身体・魂に共通して働く

ツボのようなものです。


インドの古典的なハタ・ヨーガでは

人体を小宇宙にたとえ、

私たち一人一人の中に神様がいると考えます。


日々の中で出会う様々な出来事や

それによって心に沸き起こる感情は、

大自然の営みと同じようなもの。


マルマヨーガは、

ハタ・ヨーガの思想と身体観にもとづき、

「私」という命に感謝を込めて大切に扱い、

傷ついたマルマをケアすることによって、

心と身体を健康と調和に導くヨーガです。
(マルマヨーガは伊藤武先生の造語)

 

 

●はじめてのマルマヨーガ

 

手で触れられるマルマをマッサージしたり、

身体の奥にあるマルマを簡単な動きやポーズを使って刺激します。
心地良さと身体のリフレッシュ感を味わってみましょう。

[こんな人にオススメ]
・ヨガが初めて
・身体がカタい
・セルフケアで体の調子を整えたい

 

金曜 10:30-11:45

 

●深めるマルマヨーガ

 

物理的な刺激だけではなく、

身体の内側にイメージを広げながらマルマやチャクラに集中します。
意識のコントロールによって、

プラーナの流れを活性化させ整えていく瞑想的なヨガです。
深い集中・リラクゼーション・心の解放を味わってみましょう。

[こんな人にオススメ]
・瞑想的なヨガが好き
・心を整えたい
・ヨガを様々な方向から深めたい

水曜 10:30-11:45

 

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ヨガスタジオFIVE ELEMENTSの

朝活クラス

 

 

 

朝のウォーキングメディテーション京都御苑

詳細→

3/9(土)8:00-9:30

3/10(日)8:00-9:30

 

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朝ヨガ@京都御苑

3/16(土)8:00-9:00

3/23(土)8:00-9:00

3/31(日)8:00-9:00

詳細→

 

 

朝のプラーナーヤーマとキールタン

詳細→

 

水・金曜 9:15-10:00

※4月から金曜のみになります

 

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私以外の先生が担当するクラス↓↓↓

  

FIVE ELEMENTS主催のWSなど

 

 

3/2(土)13:30-16:30

縁むすびキールタン in Kyoto vol.4 

〜Kirtan Lovers Circle〜

詳細→

 

3/11(月) 12:30-17:00  

 伊藤武のシヴァサンヒター 11

3/12(火) 12:30-17:00  

 伊藤武のシヴァサンヒター 12

詳細→

 

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3月16日(土)10:00-16:30

Ken's ヒーリング体験会

〜魂に響くヒーリング〜

詳細→

 

 

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3月20日(水) 13:00-16:00

サティシュの学校〜みんな特別なアーティスト〜

上映会&Yoga Cafe

詳細→★ 

 

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3/23(土)14:30-17:00 

TOBE YOGA ワークショップ

トベ セイイチロウ
詳細→

 

 

3/29(金)18:30-20:00

〜初心者歓迎!〜

アサラトリズムサークル

Panman先生

詳細→

 

 

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2019年4月以降の予定↓↓↓

 

 

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4月14日(日)9:30-13:30

癒しのチネイザンとキールタン

〜内側からキレイになる〜

Naomi×Ai

詳細→    

 

 

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2019年5月26日(日)スタート!

整体師keeboのヨガのための解剖学セミナー 全6回

keebo / 整体師歴20年*ダンサー歴28年

詳細

 

 

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4月20日(土)10:30-15:30

YOGA&KIRTAN&食

トークセッション「今とこれから。私と私たち。」

堀田義樹×児玉俊彦×安田尚美

詳細→

 

 

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4月1日(月)13:30-16:00

草木染め体験&Yoga Cafe

mina×Ai

詳細→

 

 

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4月6日(土)10:00-17:00

家族の癒しのためのバッチフラワーセラピー体験会

吉田 実

詳細→

 

 

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藤武のマルマヨーガ講師養成講座

5/13(月)11:00-17:00スタート

毎月開催 全12回

詳細→

 

 

藤武サンスクリット語講座

5/14(火)13:00-17:00スタート

毎月開催 全12回

詳細→

 

 

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春夏シリーズクラス

5月22日(水)スタート!

〜自分らしさを見つける〜

言葉のヨガワークショップ 全4回

Ai

詳細→

 

 

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クラスに関する質問や問い合わせなど、

詳しくはメールでお尋ねください。

ai.watanabe.yoga★gmail.com

(★を@に変えてね♪)

 

 

 

 

 最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

 

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Yogini Ai
ヨガスタジオFIVE ELEMENTS
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安心して自分で居られる場所

 縁むすびキールタン in Kyoto vol.4 〜Kirtan Lovers Circle〜 を終えました。

 

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 Yちゃん作の美しい花曼荼羅

 

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www.facebook.com

 

 私は、5人の発起人のうちのひとり。イベントを創る過程も、リード仲間や参加者の皆さんと過ごした時間も、すべてに愛と思いやりがあふれていた。素晴らしいイベントだったと思う。


 この満ち満ちた幸せ感を表したいけど、ありきたりの言葉しか出て来そうにない。だから代わりに、最近書いた文章を引用することにした。書くのは少し恥ずかしいけど、心でなにかを感じてもらえたら嬉しいです。

 

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 安心して自分で居られる場所

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 私の本棚に「対人恐怖症」というタイトルの本がある。20歳の頃に買った本だ。
 
 子どもの頃から人と接することが苦手だった。いつもどうにかして人と関わることを避けてきた。人と話す時にどうすれば自然に目線を合わせることができるのか。面と向かった時にどんな表情をしていいのか。口をどんな風に閉じたらいいのか。目をどれくらい開いたらいいのか。全てが難しくてうまいやり方を見つけることができなかった。
 
 私は恥ずかしがり屋で、あがり症で、赤面症だった。幼稚園の頃は、先生にトイレに行きたいと言うことすらできなかった。今でも鮮明に記憶に残っている出来事がある。年に一度のお祭りイベントの時に、おやつ券を持って食堂に行く勇気がなくて最後まで残してしまった。担任の先生が、私のおやつ券がまだ残っていることに気づいてくれて、店終いしかけている食堂で、先生ともう一人、いじめられっ子だった男の子と3人でおやつを食べた。子ども心に自分を情けなく感じた。


 小・中・高・短大時代まで、私の性格が変わることはなかった。学年が上がるにつれて次第に、自分の不甲斐ない面を隠すかのように、学校をサボったり、突飛な行動をとることでごまかすようになっていった。当時はなぜ自分がそんな気持ちになったり、ちゃんと学校に行けないのかわからなかったけれど、今振り返ってみると、当時の自分の心が理解できる。タイムスリップしてその頃の私を抱きしめてあげたい。

 転機は、22歳で海外に旅にでたことだ。個性的な人たちとの出会いは、日本では気づかなかった沢山の「常識の呪縛」を私に教えてくれた。旅なれた人たちは、年齢や職業を尋ねることなく、出会ったばかりの目の前の人とすんなり会話に入っていき、共通の話題に花を咲かせていることが多かった。先入観なくありのままの人と人として会話している姿を見て、胸が締め付けられるほど魅力的だった。

 私は小さい頃から大人になるまでずっと、「こうあるべき」という緊張感や「どう振舞ったらいいのかわからない」という不安感とともに生きてきた。旅がきっかけで「常識の呪縛」に気づき、そこから自由になれる機会が増えていった。それでも相変わらず私は、人と接する時にどうしようもない緊張と疲労感を感じていた。

 更に自分の心の奥深くを見つめるようになっていったのは、「父親の死」と「結婚」という、2つの大きな出来事がきっかけだった。両親は私が小さい頃から仲が悪かったが、私がインドを旅している間に決定的な事件があり、離婚してしまった。その翌年、父は亡くなった。まさかそんなことが起こるなんて考えもしなかった。最後まで修復できなかった家族のつながり。心の隙間を埋めるための神様からのプレゼントだったかのように、今の夫と出会い、結婚することになる。次は私が、自分自身で新しい家庭をつくる番がまわってきたのだと思った。

 妊娠・出産・子育て期と母の病気が重なった頃は、私が人生の中で最も疲れ果てていた時期だ。私には姉と弟もいたけれど、昔からいざという時は自分がしっかりしないといけないという使命感があった。毎日のように不安を訴える電話をかけてくる母。そんな母に、優しい言葉をかけられない自分への罪悪感がつのった。全く隙間のない生活。そんな中で自分を維持するためには、環境に合わせて自分の心を変えていくしか方法がないことに気づいていった。その方法が、ヨガだった。ヨガについて語り出すと全くきりがなくなってしまう。今の私の暮らしの全ては、ヨガだと言い切れる。

 そして現在。私は今ここにいる。

 どうかな?上手に笑えているかな。視線を不自然じゃなく移動させられているかな。手の置き場所はぎこちなくないかな。うまく肩の力が抜けているかな。うまく話せているかな。あなたの話に耳を傾けられているかな。うまく相槌をうてているかな。
 
 私のこと、嫌いじゃないですか?

 過去の私に、こう伝えてあげたい。「そのままのあなたが大好きだよ」って。私の命に、あなたの命に、全ての命に尊敬と感謝をこめて。
 

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 Mちゃん、素敵な絵とメッセージをありがとう♡

 

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 動物さんもみんな仲良しやね♪

 

 

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キールタンの師"堀田義樹"さんのWSで学んだ仲間のチーム

 

 

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サプライズでお誕生日を祝ってもらったMちゃん

みてるだけで幸せになる

 


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大好きなHちゃんとCちゃんとのチーム

ずっと続けばいいなと思ったよ 

 

 

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インドヒマラヤの旅を共にした愛する"Ananda family"のメンバー

向かって一番左が私

Ananda=至福

まさにその通り至福の体験やった

 

 

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みんなの声が豊かに重なり合う空間にバーンスリーの音をのせていくのがどれだけ心地良いか.....

 

 

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ほんのちょっぴり歌わせてもらったりして♪

この写真だけHちゃんが撮ってくれた 

 

 

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この日私たちが演奏した曲は、松久浩之さんとMasumi Lacosteさんの曲「Love Love Love」

Love Love Love

Love on the earth

Love Love Love

For the universe.....

  

 

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丁寧に瞬間を切り取ってくれたTさんtps://photos.app.goo.gl/QgBMsjV969Gwiv6FA

 

 

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 私は、今ここに安心して居ることができる。共に縁むすびキールタンを創りあげた仲間たち、キールタンを愛する心を持ちよってくださった皆さま、心からありがとうございました。

 

 

Ai

 

 

スロー・デス・カフェ@京都2019.2.6 開催レポート

 

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 京都トコ会館 / ヨガスタジオFIVE ELEMENTSにて、「スロー・デス・カフェ」を開催しました。「スロー・デス・カフェ」とは、「死から生の意味を考える」きっかけをつくるムーブメントです。ナビゲートしてくださったのは、上野 宗則 / Ueno Munenori  さん。
 
 「スロー・デス・カフェ」って何??初めて目にする方にはハテナ?がいっぱいの言葉だと思います。興味をもってくださった方は、この後しばらくお付き合いいただけると、その意味がゆっくりわかってくるかも知れないデス。
 
 これを書く目的は、『私もスロー・デス・カフェをやってみたい!』と思う仲間を増やすこと。そのために、「スロー・デス・カフェ」の感想だけではなく、上野さんの魅力にもフォーカスしてみようと思います。
 
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上野 宗則 / Ueno Munenori さんの紹介

1966年北九州市生まれ。株式会社素敬代表取締役社長。「ナースのためのエンゼルメイク・アカデミア」主宰。「SOKEIパブリッシング」発行人。「ゆっくり小学校」ようむ員。父親の死によって遺族となった経験から、死化粧用品などご遺体ケアの商品や看取りに立ち会う医療者のための講習会を企画。日本における“デス・カフェ”の先駆け「スロー・デス・カフェ」を開店し、店主に。文化人類学者の辻信一氏と「スロー・スモール・シンプル」の思想を伝える書籍や映像作品の制作を共にしながら、それらを世に問う場「ゆっくり小学校」を立ち上げた。農的な暮らしを楽しく社会に広める道具づくりにも励む。著書に『エンゼルケアのエビデンス!?』(SOKEIパブリッシング)がある。趣味はぶらぶら。民藝や現代アートが好き。
 
●ゆっくり小学校とは?
上野さんがようむ員を務める学校の紹介。先に、ゆっくりwebとは?を読んでもらった方が、その活動の意味がわかりやすいかも知れません。
 
●ゆっくりwebとは?
上野さんの言葉で、「スロー」な思想の大切さがわかりやすく説明されています。お人柄も表れていて好感のもてる文章です。
 
 上野さんの話は、5割が冗談で、4割が誰かの言葉やエピソードの紹介デス。だからこそ、残りの1割=上野さんの優しさや思いやりからくる言葉と沈黙は、聴く人の胸に深く響いてきます。
 
 先日のスロー・デス・カフェでは、なんと前日の時点で280枚ものスライドが準備されていたそうです。さすがに、3時間でそれを全部紹介するのは無理….ということで、夜遅くまでかけて削る作業をされたとのこと。想いがあふれています。
 
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で、「スロー・デス・カフェ」って何でしたっけ?
 
 〜ゆっくりwebより〜
 
 「スロー・デス・カフェ」と聞いて、ピンと来る人は誰もいないでしょう。かなり怪しい名前ですもんね。「スロー・デス・カフェ」とは、その名の通り、ゆっくりと死について考え、思いを馳せる“メメント・モリ”な円居の場のことを言います。
 
 メメント・モリというラテン語は「死を想え」と訳されますが、「死について想うことは生きることを想うこと」といったニュアンスを含んでいて、わたしたちに「死生観」を持つ大切さを教えてくれる言葉です。

 「死生観」とは死から生を省察し、生きる意味や生きる姿勢を養うってことですが、「スロー・デス・カフェ」とは、まさに「死から生の意味を考える」きっかけをつくるムーブメントなのです。
 
 続きを読みたい方はこちら↓
 
「スロー・デス・カフェ」とは? / ゆっくりweb 
http://yukkuri-web.com/slowdeathcafe
 
 
 「スロー・デス・カフェ」では、一人一人が主役。これは、初めて参加してみて私が感じたこと。
 
 上野さんは、スライドを使いながら沢山の話を聞かせてくださいます。けれど、「詰め込まれている」感じはしません。あらゆる方向に話題を広げ、一人一人の想像力を刺激することによって逆に「引きだしてもらっている」、と感じます。眠っていた記憶や、向き合いたくないと恐れる気持ちを、優しく導いてもらうような安心感があったんです。
 
 音楽があったらいいな。そんな提案をしてくださった上野さん。そこで会の始まりは、上野さんによる詩の朗読に続いて、私が、亡くなった甥っ子からもらったメッセージの歌を唄いました。終わりには皆んなで、「見上げてごらん夜の星を」を唄いました。皆んなの気持ちが触れ合って一つになったように感じました。まるで言葉のない会話のように.....
 
 上野さんいわく、「スロー・デス・カフェ」は、安心してかなしめる場所。死の経験値や死生観は人によって様々だけれど、死について話し合うことによって、人と人がゆるやかにつながることができる場所。死を通して生きることを学ぶ場所。
 
 この記事の最後に、私とつながりのある方からの感想をいくつかご紹介するので、ゆっくりと読んでみてください。グループワークや、一人の瞑想時間で、死にまつわる様々な感情の記憶と向き合った後の言葉は、心が生き生きと感じられて、切なく美しいデス。
 
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スロー・デス・カフェをやってみよう!
 
 何人かの方が、『私もスロー・デス・カフェをひらきたいと思った』とおっしゃっていました。上野さんは、皆さんが自発的に「スロー・デス・カフェ」をやってくれることを願っています。死について話すことが、もっと身近で気軽にできるようになればいい。私もそんな気持ちを込めて、出来れば今年のうちに自主開催できればと考えています。
 
 そこで私なりに、上野さんの「スロー・デス・カフェ」に参加してみて感じたことをまとめて、「スロー・デス・カフェ」を良い場にするためのポイントを書いてみようと思います。
 
1. 自分らしくマイペース
 「スロー・デス・カフェ」だからと言って、無理に、辛かった過去の話をする必要はない。機が熟せば少しのきっかけで、内にある言葉が解放されるのではないかと思う。一人一人が、その人らしく、マイペースでいられる「場」と、「死から生の意味を考える」というテーマだけを与えてあげよう。
 
2. キーワードはなるべく沢山
 人によってどんな言葉が心に響くかわからない。愛と思いやりをもって、一人一人の心に優しく触れることのできそうなキーワード(例えば「詩」「絵本」「曲」「自分の体験談」など、死にまつわる話をなんでも)を、なるべく沢山準備してみよう。
 
3. 心のこもったお菓子とお茶
 心を繊細に扱ってあげたい場面には、手づくりの温もりが感じられる飲み物と食べ物がぴったり。クッキーとお茶でもいい。皆んなで「美味しいね」って共有できる何かがあれば、心が柔らかくなる。
 
4. 心や体をほぐすこと
 音楽・唄・ヨガなど、感覚を刺激し、体を使うことをして、心と体をリラックスさせてあげる。そうすると、より、心の深いところにある愛=悲しみに触れることができる。
 
 これは、あくまでも私のメモなので、興味のある方だけ、参考にしてもらえたらと思います。これから一緒に「スロー・デス・カフェ」を開いてみたい仲間も募集中デス!
 
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感謝の言葉
 
 感謝の気持ちを伝えたい人が、あとお二人いらっしゃいます。
 
今回、お菓子を作ってくださったのは、菜食料理店サルーテの安田尚美さん。
 
珈琲を淹れてくださったのは珈琲焙煎人の杉山佳苗さん。
 
お二人が100%の誠実さで共に動いてくださったことで、この場は素晴らしいものになりました。心から、ありがとうございました。
 
 最後に改めて.....。上野さん、お忙しい中、私たちに貴重な機会を与えてくださってありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいデス!これからも、上野さんの素晴らしい活動を心から応援しています!

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参加者の方々の感想
(お一人ずつ確認して掲載の許可をいただいています)

 『昨日は本当に良い時間をありがとうございました。良い涙が私を洗い流し、美しい唄や優しい人との繋がりは、自分の本質に近づく貴重な経験です。どうしてもそこに足を運びたかった自分が、そこを求めていたんだなぁと思います。生きているということは素晴らしいですね。愛おしい時間をありがとうございました。』

 『今日は素敵な機会をありがとうございました!少し聞いてもらった弟のこと、そのあとの逢いに行くワークで、涙が止まらなくなって、あ、私あの時幼いながらに悲しみに蓋をしたんやなーって思いました。かなしむってあったかい行為なんやな。って。実際、お腹がポカポカしてきて不思議でした。』

 『素晴らしいイベントを立ち上げて頂いてありがとうございました!前から上野さんのスローデスカフェに参加したかったので、ほんと渡りに舟という感じで参加しました。渡部さんのお話も上野さんのお話も心にジーンと響いて皆さんといい時間を共有出来ました。来週から東京に行くので京都で参加する最後のイベントに相応しくとてもスペシャリティでした。自分自身人にこのような話をした事がなく、一つ殻を抜けたような前に進めた気がしました。ありがとうございました。』

 『今日ね、死んだらお葬式で人からどんな言葉をかけてもらいたい?って聞かれて私は言葉はいらないなって思いました。言葉はいらないから ただ触れてほしい。だって私の大切な人が死んだ時に言葉で何か伝えたいなんて思わないし ただただ触れていたいもの。小学校の時、病院のベッドで点滴や機械に繋がる管だらけになっている祖父の手を握りたいって衝動が起きながら、私が触れたら管が取れちゃうんじゃないかって、祖父の手に触れることなく最後のお別れになってしまったのがずっと心残りで、それ以降私は触れたい人には触れまくっています(笑)今日は最初のワークの中で祖父に触れることができました。やがて想うたびに肉体はなくても触れ合うことができるってわかって本当に良かった。愛さん、本当にありがとう。』

 『今日は素晴らしい機会をありがとう。行って本当に良かった!私はね、大学の時に自死という形で亡くした友人のこと。彼は出会ってしばらくで居なくなってしまったのだけれど、私に好意を持ってくれてたのわかってた。もう少し知っていってお付き合いできるかもな?と私は思ってたけど、遅かったんだよね...その後悔が今の私を作ってるとも思う。そして、3年前に亡くした父のこと。親が亡くなるって、大きなことだと思ったけど、母を支えてそれからをやっていくことだけを見てて、今でも悲しめていないのかもなと思ってる。愛ちゃんは、ご両親とも亡くされてたんだね....。そして、甥っ子さんのことも。愛ちゃんにどう言葉をかけていいものか、それが出来なかった私を、ごめんなさい。それも今日思ったよ。今日もまだ、うまく文字にできなくて、ごめんね。みんな色んな思いを抱えながら、生きてる。今日のシェアで、なんかちょっと忘れかけてしまっていた、それを感じさせてもらったよ。それが美しいなぁと。』

 『今日は京都トコ会館で、ゆっくりと死を想う今日スローデスカフェに行ってきました。上野宗則さんナビゲーター。とてもユニークで笑い泣きしました。渡部愛さん主催。その名の通り顔、全身からからハートが滲み出てるお方。横顔見るだけで癒されてました。そして、たっくさんの参加者さん。それぞれに色々な物語があり、月9ドラマやん🎵って感動してました。私は4年前、大切な大切な大切な親友を癌で亡くしました。幼子残して。。でももう4年。普通に話せるようになったし、先日の命日もまさかの、まさかの忘れてしまうという。。。あり得ないことをしちゃいました。。もう悲しみにくれる日はないだろうと思って、密かに気になっていたイベントに参加してみました。あかん~、出た出た~涙(笑)まだまだ泣けるんや私、と思った。もしも今、あなたやあなたの周りで悲しみにくれてる方がいれば、悲しみに蓋をせず、一緒に泣いてあげて欲しいです。泣けなくなるまで。でも今日の涙は、前と違って、ただただ悲しくて泣くのやなかった。親友は、私の胸の中にいつもいることがわかり←ホントだよ🎵
嬉しくて嬉しくの涙かな、うまく伝えられないけど。私の人生において、こんなにも大切な友に出逢えたこと、改めて幸せに思います。友から学んだ、模索中やけど、微力ながら私にできること、頑張っていきたいな、と思っています。今日ご一緒して下さった方、一期一会に感謝しています。』

 『死について 語り合うことって 普段 あまりないこと。私は死んだらどこへいくのか、私の大切な人たちは どこへいったのか、、沈黙の人となった あの人は 今 どこにいるの。なぜか この Slow Death Cafe という イベントに 以前から 興味があった。何も あえて そんな かなしそうな cafeに 行かなくてもと 思う人もたくさん いるだろうな。だけど なぜか あえて そこに 向き合いたい人も たくさん いるだろうな。辞書では 「かなしい」という言葉に 3つ の 漢字があった。悲しい・哀しい・愛しい。私は この日、すごく愛しかった。3年前に旅立った ふーちゃんに会えて すごく愛しかった。ごめんなさい と 泣く私に 「かまへんかまへん、おばあちゃんは かまへんわ」(いいよいいよ、おばあちゃんはいいよ)と。ありがとう、やっとその言葉で ふーちゃんが 微笑んでる。後悔、情けなさ、感謝、巡り、流れる水のように。佳苗さんのコーヒー、尚美さんのお菓子、苦く、甘く 、ハートがほろっと なりました。想いを文字にするのが苦手なのであとは 心の中に記録します。これは 私の備忘録でもあり
いつか この Slow Death Cafe を地元に来てもらいたいなという 夢への 種まき。今日も 愛の中で生きているよろこび。ありがとう。感謝しています。』
 
 

 

歩くヨガ

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曇り空は、心に静けさをもたらしてくれる。

こんな日に、あの人と、あの人と、あの人と、、、、皆んなで歩けることの幸せ。

 

今日は、『朝のウォーキングメディテーションwith杉山佳苗珈琲』の日でした。

私たちを含めて11名。

最初に皆んなで軽く自己紹介をして、ウォーキングメディテーションへの想いや、意識を向けてもらいたいことのお話。

 

その後、芝生の上で輪になって身体をほぐしリラックスの呼吸をしてから、手をつないで皆んなのエネルギーを感じる。

みんなで歩いていることを意識しつつも、おしゃべりせずに一人の静かな内側を感じながらのスタート。

京都御苑内をグルッと一周、1時間ほど歩いた。

 

芝生、砂利道、緑の葉っぱ、雨に濡れた落ち葉、乾いた松葉、湿った土、ふわふわの腐葉土、木の根っこ、空、鳥のさえずり、人の話し声、犬、警備の車、自転車に乗った野球少年、雨粒、冷たい空気。

 

頭の中のおしゃべり、忙しい思考、視覚の楽しみ、○○できないという意識、自分のクセに気づいて修正しようとする気持ち、普段の慌ただしい暮らしとの対比、寒さや冷えの感覚、不安や恐怖があることへの気づき、焦り、皆んなに守られている安心感、リラックス、思考と五感を行ったりきたりする自分への気づき、自分の中の純粋に楽しいという感覚、受け取る感覚に対する好き嫌い、方向付けようとする意識、思考が薄れ静かになる内側、全てありのままで満たされること。

11人いれば、11通りの感じ方や気づきがある。

無意識に感じていることも、表層意識に浮かび上がることも、言葉に出してみんなに伝える感想も様々で、色とりどり。

違いをお互いに伝え合い受け取る、豊かな時間。

佳苗さんが心を込めていれてくれた珈琲を味わう。

この上ない贅沢のように思えた。

 

 

 

みんなが解散した後にお話した、もう一つの感想。


京都御苑は広い。

歩き始めに砂利道の突きあたりを見たとき、それはとても遠くに感じた。

もしあれがゴールだったら、たどり着けるのかな?と一瞬思ってしまいそうなくらい、日常ではあまり目にすることのない距離感。
その時、その風景と私のいつもの思考の癖がリンクした。

 

遠い目的地。

高い目標。

大きな夢。

 

それらを目前にした時、私は無意識に「無理」と思ったり、「どうやったら早くいけるんだろう?」と考えてないだろうか。

 

砂利道の突きあたりまで行くには、「もっと大股で歩かないといけない」とか、「自転車や車で行ったら早いんじゃないか」とか、「遠いから諦めよう」とか、考えていないだろうか。

 

でも私はどこかで知っている。

それを見ている自分は、そこに到達することができることを。

それなのにいつの間にか自分には力がないと思い込んでいる。

あるいは教育によってそう思い込まされているのかも知れない。

 

私は、砂利の感覚を楽しんだ。

ザクッ、ザクッ、ザクッという心地よい足裏への刺激。

脇道にそれ、柔らかな腐葉土松ぼっくりの道を歩いた。

肌に心地よい空気を感じた。

空を見上げた。

隣を歩く人の息づかいを感じた。

視界の隅に別の人の姿をとらえた。

後ろの人の足音を聞いた。

みんながそこにいた。

内側から温まるのを心地よく味わう。

段々と意識が柔らかく広がってゆく。

自然の美しさ。

内側の風景の美しさ。

 

ふと気づくと私はその突きあたりも通り過ぎてただ歩いていた。

 

周りの人はそのことに気づいているんだろうか。

私が掲げた遠い目的地、高い目標、大きな夢について。

 

いいえ、きっと気づいていない。

相変わらずのマイペースでただただ歩いていると、人は見ているに違いない。

あるいはそんなことも気にせず、その人もただただ、歩いている。

一人一人の人生の交わりはそんなものだ。

皆んながそれぞれの創り出した世界を生きている。

 

それを、急かしたり、ゆっくり歩こうと引き戻したり、同じ感じ方をすることを求めたり、同じ目標に向かうことを強いることなく、お互いに尊重して生きることができるだろうか。


 

歩くこと

歩く、歩く、歩く。

歩くことがもたらしてくれる贈りもの。

歩こう、歩こう、歩こう。

 

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言葉は空に属している。

だから、その空の下をブラブラと歩けば

新しい言葉が心に浮かぶ。

 

歩くことで、ものを見る目が育つ。

歩くほど、人生は長くなる。

誰かが教えてくれた通り、歩く人ほど速い旅人はない。

 

 

 

 

フィア・ノット「怖れるなかれ」

〜愛と共感の大地へ〜

ビノーバ・バーべwithサティシュ・クマール より

 

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歩くことに理由は要らない。

いつから、歩くことに特別な理由が

伴うようになったんだろう。

 

自転車に乗る。

バイクに乗る。

車に乗る。

電車に乗る。

飛行機に乗る。

 

少しずつ早送りの景色。

 

歩く、ただ歩く。

肌をさす真冬の空気の中を。

その時に何を感じるのか。

 

他愛のない日々の出来事が

浮かんでくるだけかも知れない。

 

なかなかできなかった

心の整理の時間になるかも知れない。

 

温かい気持ちになれるのかも知れない。

 

新しいアイデアが浮かんでくるかも知れない。

 

何も期待せず、何も定めず、どこにも向かわず、

ただただ歩く時間。

 

 

そんな束の間に無限の豊かさを感じられたら。

 

 

朝のウォーキングメディテーション@京都御苑

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サビアン占星術のセッションを受けてきた

今、私の心はこの空みたいだ。

まもなく陽が落ちる時間なのか。

真っ青な空に浮かんだ爽やかな白い雲は、

少し色づいている。

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先日、サビア占星術のセッションを受けてきた。

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私の周りに占星術をやっている友人や先生は何人かいたけれど、

しっかりプライベートセッションを受けるのはほとんど初めて。

そんなタイミングだったんだろうな。

 

ここ最近の変化や自分が想いを込めてやってきたことなど、

これで良かったんだと再確認した。

 

中でも繰り返し言われたのはこれ。

私の性質の特徴的なイメージを表す言葉。

 

戦闘での勇敢な行為によって

2つの賞を与えられる戦士

 

2つの賞とは.....

・社会的に奉仕し働いたことへの報酬

・現実的な働きそのものと潔い態度への尊敬と評価

 

これを、私のことをよく知ってる人に言ったら

みんな納得すると思うって言われたんやけど.....

いかがですか!?笑

 

 

マルマヨーガのことにも少し話が及んだ。

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手に入れた理念的な知識を

いかに実生活の中で応用できるか苦心する。

 

伊藤武先生から、

マルマヨーガに象徴される古典的なハタヨーガをはじめ、

インドの歴史や哲学を教わって、

じゃあ自分が咀嚼してそのまんま

人に伝えられるとは普通は思わない。

それを研究して苦心して何とか試みようとするのが

私らしい特徴だそうです、笑

 

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そして、まもなく迎える2019年。

仕事や使命に真っ直ぐに魂を捧げます。

 

 

 

 

小さな一点と無限の広がり

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民族・宗教・生育環境・遺伝子.....。

私たちの性質・個性。

それを特徴づける様々な要素がある。

 

もっと賢く生まれたかった。

もっと美しく生まれたかった。

もっと裕福な家庭に生まれたかった。

もっと苦労のない人生が良かった。

もっと良い時代に生まれたかった。

もっと、もっと、もっと。

 

自分以外のものになろうとする全ての意識を横において

『私』という人をありのままに見る時、

『私』の個性を知りそのまま受け入れる時、

自分の外側も内側もそのままを心の鏡に映し出す時、

私は宇宙の中心の一点を見る。

その時私は無限の宇宙の隅々までの全てを知る。

私と、私以外の命には、本質的には何も違いがないことを知る。

 

ヨガとは、宇宙の中心の一点の方向を知ること。

ヨガとは、無限に広がる宇宙の全てを見ること。

 

ありのままの自分を知ることが、そのための方法。

それを知る時あなたは、あなた自身を心底愛する。

 

ありのままのあなたを映す鏡のような人がいる。

その人といる時あなたは混じり気のない笑顔でいられる。

その人といる時あなたは安心して自分でいることができる。

 

大丈夫だよ。

難しく考えないで。

心はいつも正直だから。

胸の真ん中の声に耳を澄ませて。

ほら、聴こえるでしょう。