Yogini愛の天然生活

かざらない、そのままの自分にぴったりフィットする言葉をつづります

粗いものから繊細なものへ  

粗いものから繊細なものへ  

〜マルマヨーガの話〜 vol.19  2020年6月9日


 
 ヨーガの先生が教えてくれた。『粗いものから繊細なものへと、段階的に意識を向けていくのが、ヨーガの原則だよ』って。
 
 
 朝のマルマヨーガオンラインクラスは、特にそのことを意識しながらインストラクションしています。体をスッキリさせたいためにヨガを活用している人たちには、それほど繊細な意識への誘導は要らないかも知れない。マルマやプラーナに興味のある人たちには、皮膚やアウターマッスルへの刺激などわかりやすいところから、徐々に繊細な体感へと意識を向けるように、プラーナの世界へとご案内する。
 
 
 マルマヨーガは、古いインドの身体観とセットになっているけれど、まずは粗いもの=肉体をしっかり感じるために解剖学的な解説をいれると妄想に走りにくいと思うから、私は解剖学の説明も大切にしている。無料クラスでも全く出し惜しみはしない。『 DOING IS LEARNING 』教わっているのは私自身でもあるからだ。
 

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 マルマヨーガは、巡礼の旅でもある。目に見えないプラーナのエネルギーを扱う。
粗いものから繊細なものへ段階的に進めていくヨーガの原則を思い出しながら、肉体をよく理解し、実際の体感に集中する。感じたことを手がかりに、見えないプラーナの流れをイメージする。それを何度も繰り返していくと、身体にプラーナの地図ができていく。祈りとともに、その地図上にある一つ一つのポイントを、巡礼の旅をするように巡っていく。目的地は内なる神様の御座すところ。
 
 
 こんな風に、古いヨーガの哲学を使わなくても、すでに私たちは自分の内なる神聖さを感じることができる。バリ島や西表島など、南の島は私の大好きなところ。大自然に身を委ねてしまえば、難しい哲学なんて必要ないって心から思う。


 だけど、街での暮らしは刺激がいっぱいで速く速く流れていく。そんな環境に身をおいている人は、こんな風に大切なことへ立ちかえるための『型』をもっておくのも良いと思うんです。すでに皆んな知ってることを再確認するだけ。いつでもそこに安心して寛げることを思い出すひととき。それが、マルマヨーガ。





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  Yogini Ai
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